日記

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■2005年11月28日(月)12:24  ネコネコ
sakura-koume.jpg 400×300 28K
モモが死んでから、我が家にやって来た新しい猫たち。右がサクラ(雌)で、左が小梅(雄)。サクラはペットショップから来た血統書付きのお嬢様だが、小梅は捨て猫(たぶん)。サクラがうちにやってきた数日後に、家の裏でニャーニャーという鳴き声が聞こえるので行ってみると、子猫が一匹雨に濡れて凍えていた。

そんな小梅も今ではでっぷりと太って、サクラと仲良く家の内外を駆け回っている。これからも元気に育ってくれい。でも、ふとんの上におしっこはするな。
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  • 麟。(2005/12/01 22:39)
    可愛いですね〜まだ子猫ちゃんなのですか?くっついて、とても暖かそうですね。
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■2005年11月27日(日)23:06  少年少女とエリートヤンキー
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少年少女 (3巻)
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少年少女 (4巻)
4757718322福島 聡
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絵柄に惹かれてまとめ買い。少年少女の愚かさや醜さ、未熟さ、悲しさ、混乱した思い等を描くことによって、彼らの純真さや素朴さ、美しさが描写されている。何回も読み返すことでじんわりと心にしみいってくる叙情的な作品。評価B+


エリートヤンキー三郎 風雲野望編 1 (1)
406361378X阿部 秀司
講談社 2005-10-06
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すいません。『エリートヤンキー三郎』はもう買わないと言いつつ、第2部も買ってしまいました。読んでいてどうでもいいようなばかばかしい内容ですが、寝っ転がってハンバーガーでも食いながら、頭を使わずに時間をつぶすには最適なのです。評価C-
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■2005年11月24日(木)12:35  銃夢LO(8)
銃夢Last Order 8 (8)
4088768760木城 ゆきと
集英社 2005-11-18
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『銃夢LO』の第8巻。人気吸血鬼キャラ、カエルラさんの過去が語られる。数百年を生きてきた彼女の過去が描かれるということは、すなわち銃夢の世界の成り立ちが描かれるということであり、ファンにとって興味深い内容ではある。でも、正直、あまり面白くないです。キャラクターの行動の動機付けがいまいちか。評価C
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  • 路下                 (2005/11/29 20:51)
    んー、アフィリエイト用にツール使ってみたけれど、値段が表示されんな。何でだろ?
  • 路下(2005/11/30 15:15)
    よし、直った。
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■2005年11月24日(木)10:37  この文章は少量の事実と過剰な虚飾で構成されています。
grp1124113852.jpg 300×219 7K
タラップに向かう人々と、その上に巨大な落花生が浮かぶ不思議な絵。この絵自体はガムの包み紙の裏に描かれた落書きにすぎない。それも、仕事の合間を利用して短時間で描き上げられたものだ。しかし、見る者自身がそこに関わることによって、この「落書き」は、一変して素晴らしい芸術となる可能性を秘めている。

この絵をよく見てみると、タラップの先には何もない。すなわち、そこに何を置くかはすべて見る者の感性にゆだねられている。タラップに向かう乗客たちは、何に乗り込むのだろうか?普通なら飛行機だ。しかし、そこに例えば折り鶴を置いてみよ。それも、単に折り鶴の絵を描く、というのではなく、実際に紙を使って折った折り鶴を置くのだ。「折り鶴に乗り込む人々」という幻想的な世界がたちまち広がるではないか。しかも実際の折り鶴を使うことによって作品は平面的な世界をとびだし、立体的な感覚を伴って私たちに迫ってくる。この折り鶴は上空に浮かぶ落花生から生み出されたのであろうか・・・。そしてその落花生は、なぜこんなところに浮かんでいるのだろうか。私たちと絵との間で物語は無限に広がり、感動を生み出していく。

かくの如く、ガムの包み紙ですら、人々に感動を与える素晴らしい作品となりうる。況やその他「普通の」道具を使用した作品においてをや。しかし、制作者がどんなに立派な道具を使い、どんなに素晴らしい作品を作り上げたとしても、見るものがいなければそれは誰にも感動を与えない。芸術において大切なのは、制作者(あるいは芸術作品)とそれを見る者との関わりではないだろうか?芸術は、見られて初めて芸術となりうる。この真実、人生においておそらくは重大なこの真実、かつとても単純な真実に、改めて気づかせてくれたこの作品。これを作成し、そしてもったいなくも私に贈呈してくれた人物に私は心からの感謝と、そして賞賛の拍手を送りたい。
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  • 麟。(2005/12/01 23:11)
    ぃゃ、もしかしたら人はバスのほうに向かっているのかも知れないです。落花生のような形のものは、異次元へ通じる出入り口なのです。左下の鎖線は、敵機からの機銃攻撃なのでは?異次元からの訪問者を恐れて攻撃しちゃうんです。
    ・・・って、怖い想像してしまった(笑)
  • 路下(2005/12/02 10:42)
    ご想像ありがとうございます。素敵で奇天烈な想像をしてあげると、描いた本人も喜ぶのではないかと思います。ところで、この絵なのですが、実はコントラストを上げると、マラソンマンが現れてきます。お試し下さい。
  • 麟。(2005/12/03 19:55)
    怖すぎなんですけど!!これって偶然なんですか!?それとも仕込みました!?
  • 路下(2005/12/03 21:19)
    もちろん仕込みです。制作者さん、ごめんなさい。
  • 路下(2005/12/04 12:44)
    すいません。コントラストを「下げると」の間違いでした。
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■2005年11月19日(土)08:55  LINK展3
「Link展3」という美術展を鑑賞しに京都市立美術館に行ってきた。美術展のテーマは「Border」。絵以外の美術作品には普段あまり接しないが、彫刻、絵画、写真等々の作品によって表現された様々な「境界(線)」は、非常に面白かった。この美術展には後輩が作品を出しており、招待してもらっての訪問。絵を描くのに一生懸命な人で、こちらも応援してあげたくなる。今回展示されていた作品は彼女自身不満も残ったものらしいが、これまで見せてもらった作品の中に心動かされるものがあったのは確かである。これからもがしがし描いて下さい。

さてさて、ところで、京都市美術館のすぐ北には平安神宮がある。実は今回はこの平安神宮にお参りすることも目的だったわけなのだが、家を出たのが少々遅かった上に、美術館に長居してしまったため、門を入ったところで閉門の時間となってしまった。残念だ・・・仕方がないので近くにある熊野神社と須賀神社にお参りして帰る。やはり神社はいいですなぁ。しかし遠くから見るだけに終わったものの、平安神宮の社殿は壮美でたいへん素晴らしかった。境内広いし。でも森厳さにちょっと欠ける風であったかな。ま、今度またゆっくりと訪れよう。
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  • なにぬねこ(2005/11/23 01:32)
    平安神宮は「神社らしさ」を求めて行く場所では無いような気がします。森が少ないですし。図書館や美術館、イベントホールなんかのある、文化施設の集合体というか、なんというか。
    ちなみに、この日は私も法事で京都にいました。
  • 路下(2005/11/23 10:57)
    建てられたのが明治28年、皇紀2555年と新しいですしね。平安神宮のHPで、創建前の写真を見ても森ないし。しかし、気になるのは、境内案内図の中に何の説明もなく描かれている「電車」なんですが、これ何なんですか?昔のトロリーバスか何かが保存されているんでしょうか。生粋のみやこ人の君なら知っているでしょう。教えてください。

    まあ、神社らしさはおいといて、遠目にも建物がきれいだったので良いです。残念ながら遠目に巫女さんに会うことはできませんでしたが。
  • なにぬねこ(2005/11/24 00:05)
    これじゃないかな。要するに、車両が保存されている。
    ttp://www.hi-ho.ne.jp/kyoto/siden.html
  • 路下(2005/11/24 10:04)
    ふむ。

    >ttp://www.geocities.jp/biwako_sosui/gijutuze.htm
    「京都岡崎で開催された「第四回内国勧業博覧会」に合わせて、"日本最初の水力発電による電力を用いた営業用市街電車"を運行した。」

    というあたりが、平安神宮と京都の路面電車とのつながりなんでしょうか。近くを走ってもいたみたいですし。
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■2005年11月15日(火)10:39  中国近代2作品
ラストエンペラーと近代中国―清末中華民国
4062740605菊池 秀明

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清朝末期、西洋および日本といった列強によってむしばまれていく中で、中国がいかに自らを守り抜いていこうとしたか、そしてどのように新しい時代を築いていこうとしたか、具体的な事例が挙げられつつ、述べられている。

さて、中国の近代史というと問題になるのが日中の関係だが、本書ではあまり大きくは取り上げられていない。もちろん、中国に対する日本の干渉や侵略に関しては記述されているが、その背景についてはほとんど述べられていない。日本以外の列強の侵略・進出に関しても同様である。

近い時代であるだけに、述べられることがいくらでもある。この中に取り上げられているそれぞれの事件や出来事に関して、他の時代の歴史とは比べものにならないほど、何冊もの書があり、異なった視点からの意見が存在するはずである。日中戦争に関しては同時代人の証言もまだある。こんな概説書1冊では紙幅の足りないのも仕方がないだろう。巻末には参考文献も多く載せてあるので、中国近代史への入り口として役立てると良いと思う。

蒼穹の昴(1)
4062748916浅田 次郎

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蒼穹の昴(2)
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蒼穹の昴(3)
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蒼穹の昴(4)
4062748940浅田 次郎

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清末、光緒帝の御代、西太后が政権を握っていた時代のお話。変法運動と戊戌政変が舞台となっている。李鴻章や康有爲、譚嗣同、袁世凱といった、教科書で名前くらいは聞いたことのある人物が出てくる。あまりなじみのない中国近代史。概説書を読んでもなかなか頭に入らない。歴史を学ぶのに歴史小説をそのまま信じるのは愚かだが、歴史小説を楽しむことで歴史を学ぶよすがとすることはできる(たとえば『三国志』)と、読んでみた。『壬生義士伝』では泣かされたし。

で、読んだ結果だが、あまり面白くなかった。主人公2人の友情関係、乾隆帝と西太后、西太后と光緒帝の親子関係、変法派と守旧派、中国を守ろうとする者と自らの利権を守ろうとする者等、他にもさまざまな人間関係が錯綜するけれど、うまく絡み合っていない。ばらばら。西太后と乾隆帝の主張にも納得しがたい。残念ながら泣けなかった。

でも、「もういや!いやいやいやいやいや、いやっ!」と叫びながら地団駄を踏む西太后には、不覚にもちょっと可愛い・・・とか思ってしまった。すぐ鞭を打たせて宦官を殺すけど。あと、光緒帝とその側室のむつみごとをのぞき見する乾隆帝(光緒帝の高祖父)の霊。何をしてるんだ乾隆帝。
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■2005年11月08日(火)09:34  SBR、他
スティール・ボール・ラン 6 (6)
408873890X荒木 飛呂彦

集英社 2005-11-04
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もうストーリーは破綻。いつの間にか聖者の遺体を集めることが(一部の)レース参加者の目的となっているが、これではジャイロ・ツェペリがレース当初からテロの対象となっていたことが説明できない。ジャイロの特技である「回転」ももう訳が分からない。どういう理由で人間の体を平べったくできるのやら・・・。収拾はつくのか?

宗像教授異考録 1 (1)
4091878229星野 之宣

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買おう買おうと思いつつ買い逃していた作品。民俗学を題材にしているが、なんかいまいち惹かれるところがない。「百足と龍」の話はおもしろかったけど。

Y十M(ワイじゅうエム)~柳生忍法帖 1 (1)
4063613895せがわ まさき 山田 風太郎

講談社 2005-11-04
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Y十M(ワイじゅうエム)~柳生忍法帖 2 (2)
4063613909せがわ まさき 山田 風太郎

講談社 2005-11-04
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『バジリスク -甲賀忍法帖-』に続き、せがわまさきが山田風太郎の忍法帖シリーズを漫画化した作品。一見意味不明のタイトルは、主人公である「柳生十兵衛光巌」の頭文字だろうが、もう少し分かりやすく読みやすいタイトルはなかったものか・・・。なんか変。中身は面白い。原作の『柳生忍法帖』も早く読まねば。
コメント
  • なにぬねこ(2005/11/11 23:22)
    荒木飛呂彦に「収拾を付けよう」という意志は無いと思う。JOJOの第2部以降。
  • 路下(2005/11/12 03:23)
    まあ作者の意志はともかく、これまでのところ、設定の矛盾や伏線の未回収は多々あるにせよ、それなりに収拾は付いていると思いますが(第6部はちょっと怪しい)。
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■2005年11月08日(火)09:13  「ワンダと巨像」
ワンダと巨像
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PS2ゲーム「ワンダと巨像」クリア。前作ICOと同じ世界観の中で、少年が少女の魂を呼び戻すために巨像と戦う、アクションパズルゲーム。本当にでかい巨像とのたたかいは感動的ですらあるが、それが16体も続くとさすがにだるい。一体倒すごとにスタート地点に呼び戻されて、「次は・・・」「次は・・・」とただ戦いに向かわされるだけというのはつらい。エンディングもほぼ予想通り。でも、雰囲気は好き。プレイヤーの想像に任せるところの多いストーリーだけど。1日に巨像1体倒すくらいのスピードでプレイするといいかもしれない。
コメント
  • おかもと(2005/11/08 23:57)
    一体目であきらめたよ私。
  • 路下(2005/11/09 10:53)
    その気持ちはよく分かる。
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■2005年11月06日(日)01:13  『中国の歴史09 海と帝国 -明清時代-』
海と帝国―明清時代
4062740591上田 信

講談社 2005-08
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14世紀に始まる明朝から19世紀清朝のアヘン戦争あたりまでを、世界システム論を援用しながら書いており、大局的な観点からの論述となっている。

元朝以来、中国は東アジアのみならず、広く「世界」と結びつくこととなった。特に海による交易の役割は非常に大きくなった。このような変化の中で明・清は、世界とどう結びついていったのか、中国はどのように変化し、どのように対処していったのか。倭寇を始めとして、日本とのつながりも非常に強くなってくる時代である。中国史に限らず、東アジアの歴史に興味があるのならば、読んでみて損はないと思う。
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■2005年11月01日(火)17:50  『もやしもん 2』
もやしもん 2 (2)
4063521265石川 雅之
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『もやしもん』の第2巻。1巻が発酵について広く扱っていたのに対して、この巻では主にお酒、特に日本酒に話題が移ってきている。学園漫画らしい趣も強くなってきてますます面白い。しかし、なぜナウシカのパロディがこんなに多いのか・・・。
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コメント
  • D丸(2005/11/02 11:16)
    もやしもん好きです!!細菌学を学んでいると、なお面白い。
    叔父が酒蔵なので親近感が・・・
    かもす・・・って言葉も好き(おいおい)今後の展開も楽しみですね!!細菌やウイルスが目に見えたら病気の予防ができるなぁ〜〜
  • 路下(2005/11/06 00:37)
    美里さん、似ねぇ・・・
    叔父さん、酒蔵を営んでいらっしゃるのですか。なんかうらやましいですね〜(幻想たっぷり)
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