■2005年07月18日(月)00:06
『中国の歴史02 都市国家から中華へ 殷周春秋戦国』
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『中国の歴史02 都市国家から中華へ 殷周春秋戦国』(平せ隆朗、2005、講談社)
この時代の中国の歴史に対する様々な常識に対して、 著者独自の見解をぶつけている点はまあ、面白い。 しかし、では、その見解に納得できるかというと、 必ずしもできるものではない。 理屈が先に立っていて、まだ史料的に弱い気がする。 そこまで言えるのか・・・?
あと、通史的なことについてはあまり述べていないので、 この時代の概説書として読むにはあまり向かない。 いまいち。 | | |